こんにちは。カズパパ@下町(@GuyTangerine)です。
ワタシは精神疾患で何度か休職や転職をして、今は精神福祉手帳3級を交付されてフルタイムでサラリーマンしています。復職に当たって、リワークという訓練をしてから復職をしてきたのですが、直近の復職では主治医の勧めで「就労移行支援」という制度を利用して復職をしたんです。
障害者が就労や復職をする際の支援サービスです。
この前書いた記事のような大波にさらわれる日もありますが、おかげさまで、なんとか社会参加=働きながら生活しております。
抑うつの大波にさらわれた記事はこちら。
今は、就労後・復職後の「就労定着支援」という制度を利用しています。
何かと分かりづらく、理解が進まない精神疾患において、安定的に就労していけるよう相談に乗ってくれたり、支援してくれたりする支援サービスです。
なお、就労移行支援や就労定着支援をインターネットで検索すると民間企業のビジネス優先、利益追求なサイトの情報ばかりなので厚労省のPDFを見るのがベターです。
就労定着支援は本来は会社側も入って、支援事業者・当人・会社と3者で進めていく制度なのですが、実際に会社側が真剣に対応してくれるケースは稀なんですよね…。
ということでワタシもご多聞に漏れずに事業者とワタシという関係性で支援を受けているのですが、ワタシの体験や経験、得手不得手を理解してくれた事業者の方に
「そのスキル使ってパソコン講師や語り部などやってみない?」
という話を頂き、それが進みまして。
ワタシからも前々から
「何か力になることがあれば協力します」
と伝えていたので、ちょうどマッチしてボランティアという形で参画することになりました。自治体や精神科医からも信頼のある非営利法人というのも力になりたいと思った理由です。(世の中、障害者の就労や定着という目的から逸脱して、利益追求や、企業の障害者雇用率充足だけが目的のような事業者もすごく多いのです…悲しいかな)
これが今年の大きな大きな新しいチャレンジであり、人生の中でも大きな大きな新しい一歩です。かねてから家庭と仕事の2極だけではなく、第3極を作って社会参加して生きていきたいと思っていたので、それが結実となれば良いなあ、と。
同じ目線、同じ視点、同じ立場、同じ苦労、同じ病気、同じ障害…。この「同じ」というところがとても重要だと思っています。
もちろん、これは社会貢献なんていう一方的な陳腐なコトバではなく、ワタシにとっても同じ精神疾患や悩みを抱えている人たちと話し合えたり、相談したり、アドバイスを受けたり出来る大切な機会です。
昨日はその第1回のパソコン講座。やり切りました。
もともとExcelやパワポなどのツールには長けていて、教えるのも塾講師のアルバイトや新人研修などで慣れているので、二つの得意が形になった感じです。
最近思うのは1足す1は3にも4にもなるんだなーと。
Excelのショートカットや関数の内容だったのですが、質問や相談はそれだけはなく、
「体調の失速をどう防いでいますか?」
「相談とかすることできますか?」
「今の訓練はこんな変化がありますよ!」
「残業はどれくらいしてます?大丈夫?」
などなど、ワタシが質問や相談したいくらいです(笑)ワタシは良いこと悪いこと、経験や体験、バックグラウンド、得手不得手を丁寧に伝えることを大切にしているので、相手も心を開いてくれます。
というか、みんな必死なんです…。
就職すること、働き続けること、体調の波、お金の心配、元気な人への複雑な感情、分かってもらえない辛さ…。
よって、次回はExcelに加えて、語り部としての相談コーナーも設けることになりました(笑)とっかかりは語り部のワタシが経験や体験を話すのですが、その後は、ワタシも相談する側、聞く側です。
専門用語ではピアサポートとかピアグループって言うみたいです。当事者同士で相談したり共感したりして支え合うことを。
本厄、後厄も終わり、今年は大きな転機のある年。まさに、そのような年になりそうで、ドキドキとワクワクと、多少の緊張を抱えています。とりあえず、手前味噌ですが、好評に終わったので一人で乾杯!
特別な日の乾杯は瓶ビールと決めています(笑)ちょうど、妻もムスメ達も出かけていたので、録画していたチャールズ・シュルツ氏(SNOOPYで有名なPEANUTの作者)と立花隆氏のドキュメンタリーを観ながら。
謝礼という名の交通費とお弁当代を頂きました。ありがたい限りです。
次回の準備と、自分自身の体調の大波の予兆キャッチの検討と、静養と自分の楽しみと、うまく折り合いをつけていきたいと思います!あ、仕事もほどほどに。
では、また。
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