こんにちは。カズパパ@下町（@GuyTangerine）です。
復職して丸一年が経ちました！家族や、就労定着支援や、職場の皆さまなどなど、皆さまのおかげです。主治医からも今までで一番安定していると言って頂けました。精神福祉手帳3級を持っていながらも働いてきた、この1年。体調の波にも対処してきました。
が、そこは精神疾患の本領発揮というもので…。大波にさらわれました。
抑うつ状態が襲ってきて丸二日寝込む
抑うつ症状の大波をくらって丸二日寝込んでました…。
1日目は、久しぶりに絶望の奥底に沈むもので…。その時の心境は、なんの希望も感じられない状態で、頭が重く、鉛のようで、世界のすべてがワタシを拒否するような気持ち。
機械的に頓服薬を飲んだり、通常のお薬を二倍服薬して、絶望のどん底に落ちて死なないように抵抗を試みました。
やっと2日目は生きている心地が少し出てきて、眠れるようになり、その午後は深い眠りを感じられました。あぁ、生きている。生き延びることができる。そう思ったのが二日目の夕方以降です。
不思議な暖かい人に包まれる夢
爆睡の中、やっと生きた心地がしながら眠っている時に不思議な夢を見ました。
真っ暗の中、母のように血縁関係が近い存在の女性でもなく、妻のような血縁関係の無い他人だけど結婚した大切なパートナーでも無く、ちょうどよい何かの繋がりのある大きな大きな女性に抱きしめられている感覚。とても暖かく安心感のある感覚。
夢の中でワタシは「この人は誰だろう？」と、いろいろな女性を思い浮かべます。
昔の彼女、大学時代の友人、新卒で入ったときの同期、たまに来るパートさん。ランダムに思い浮かべます。やっぱり妻？母？
でも、そもそも母親や妻では無い感覚だったので、誰だろう、と。
結局、夢の中のワタシは「まぁ、明るくなれば誰だか分かるかー」ってそのまま夢の中で眠ります。
結局、本当に起きてしまい、その人は誰だか分からずじまい。
物理的にとても大きなイメージだったので人ではなかったのかもしれません。「母性」そのものというか。でも、その夢の安心感で、翌日、会社に行けたのも事実。
もしかしたら胎児が子宮の中にいるときの感覚だったのかも、暗かったし。あ、ちょっと想像力豊か過ぎか（笑）
明日からまた会社・仕事に行くぞー
復職明けなので有給休暇はゼロですし（労基法で、出勤率8割以上でないと付与されない。そしてうちの会社は6月が勤怠の切り替え）、会社独自の病気休暇も使い果たしたいたので、丸二日分は欠勤となり、来月の給料から差っ引かれます…。くそー。
ほとんどの精神疾患、とくに気分障害とカテゴリされる病気では、このような抑うつ症状の大波や小波は襲ってくるもので。周りも、自分ですら、なかなか理解やコントロールが難しいもの。
「分からないんだよね、ぜんぜん」
と上役に言われてしまいましたが、自分でも分からないんですよ…前兆や兆候が。主治医も家族も。主治医ですら「分かればとっくに対処して治ってるわ！」というくらい。
主治医曰く「疲れてる度メーターが壊れている病気」
もともと壊れているので替えの部品は無し。よって訓練やモニタリングでキャッチするしかない、というのがワタシの病気のようです。
断言します、大変なのは家族
このような精神疾患の当人が家族にいると、とても大変だと思います。
よく分からないけど辛そうに寝込んでいるワタシがいれば、「また休職か？」、「いや、もう働けない？」と思うでしょう。
ワタシは抑うつ症状で気分が上下しますので、ワタシ自身も「何で辛い思いをするのか？」、「もう勘弁してくれ！」という気持ちがあり、イライラや感情の高ぶりもあります。
家族は辛いだろうなぁと思います。もちろん、一番辛いのはワタシ・当人、本人なのですが…。
それでもワタシは生きていく
それでもワタシは生きていかねばなりません。いや、生きていきたい。抑うつ症状なんて無い状態で生きたい。
精神障害者の平均給料は安いし、昇給や出世は見込めない…。保険だって新たに入ることは出来ない。生活維持には妻のお仕事（共働き）は必須だし、子どもたちに金銭的な保証は与えてあげられない。
それでもワタシは生きていく。生きていかねばならぬ。
心躍ることを作って、会話できる友人や知人を作って、家族と一緒に生きていく。
上役には「本当に心配したよ」と真顔で言われ、良くも悪くも、今の部署で戦力になっているようです…。プレッシャー半分、嬉しさ半分なのですが、主治医には、目立たぬようにひっそりと職場で生きていければいいのにねって言われます。ワタシもそうしたいのですが、お給料もらっている以上、そうもいかないのです…。
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